鎮魂の日の広島.
こんばんは!
北海道帯広市でネイルサロン&スクールを運営しております、
E-ori’s5 NAILPRODUCE(イオリズファイブネイルプロデュース)です。
明日は暦の上では立秋を迎えますね。
この数日、帯広も朝晩が涼しくなって数日前の湿度も無くなり過ごしやすくなりましたね。
ですが、本州は相変わらず猛烈な暑さが続いているようで…。
そんな今日は広島に人類史上初めて原子爆弾が投下された日ですね。
広島にはご縁があって何度と出向いておりますが、時間が許す限り戦争資料館などを訪ねてきました。
本や映像で原子爆弾の悲惨さを知っている方は多いと思いますが、やはり現地に行き、現存する建物を訪ねてそこから伝わってくるものを肌で感じるのが大切だと思います。
そこで見たり感じたり匂うものなどが本当に心に深く残ると思います。
10年前に住んでいたNew Mexico州は原子力の街で、
広島長崎に投下された原子爆弾を作っていた場所でした。
New Mexico州歴史博物館という施設の中に立っている、
Atomic Museumです。
そこにもしっかり広島に投下されたリトルボーイの原寸模型が展示されておりました。
その近くに広島長崎の事が展示されていました。
驚いたのが展示物がこれだけだった事。
この展示物からは原子爆弾の悲惨さ、これは人の上に落としてはならない最も非人道的な兵器である事、そしてその悲劇は長きに渡って続いていく事は一切触れられておりませんでした。
そして1番驚いた事は、そこにノートが置いてあったのですが、【原子爆弾の投下は戦争を終結するには必要だった】
というコメントが多かった事です。
【投下していなかったら戦争が長引き、もっと沢山の人が命を落とす事になっていただろう】、という記載もありました。
必要悪、という解釈が相手国の言い分なんですね。
それよりもこの施設はAtomic Museumという事でもあり、
原子力の素晴らしさを多く取り上げて展示していました。
確かに原子力のお陰で人の生活は格段に豊かになりました。
でもそこから出る、核のゴミの処理問題、福島の原発事故の汚染水問題は全く解決の糸口が見つからず、今尚増え続けているのも現状です。
物の全てには表裏一体、
捉える側の問題という事でしょうか。。。
写真は、オテロ郡にあるアラモゴードの南西およそ25 km (15mi)、標高約1.200 m (4.000ft) に位置する白い大砂丘地帯、アメリカ合衆国国定記念物に指定されている世界最大のアラバスター砂丘ホワイトサンズです。
風が強くどこまでも広がる真っ白いだけの砂丘は、
入り口に置かれている、『〇時〇分入場・名前・〇時〇分退場・名前』を書いておかないと、風で簡単に地形が変わり、足跡も消えてどこから来たのかも分からなくなって遭難してしまう危険性がある場所でした。
一面見渡す限り白い砂だけで、「ヒョーヒョー」と風が吹く音しか聞こえない、視覚的にも聴覚的にも感覚的にも今まで体験した事がない異次元の世界が広がる砂丘でした。
世界初の核実験が行われたホワイトサンズ・ミサイル実験場や、NASAのスペースシャトル着陸用滑走路もあり、住民はほとんどこのエリアにはいないとされています。
ホワイトサンズで人類初の核実験が行われたトリニティ実験は、爆縮型プルトニウム原子爆弾の爆発実験で、同型の爆弾『ファットマン』が、後に日本の長崎に投下されました。
トリニティ実験の数週間後の広島・長崎への原子爆弾投下へとつながり、核の時代の幕開けとなっていくのです。
このホワイトサンズが核実験を行うのに広大で都合が良かったのだそう。
日本人としてここに訪れた事ができたのはとても貴重な経験でしたね。
そんな広島、、、
今日で豪雨災害から1ヵ月ですが、多方面から支援があり復興は進んでいると知人が知らせてくれました。
ただ行方不明者がまだ見つかっていないとの事です。
爆弾投下の日と言い、豪雨災害と言い、今日は山形県でも大雨の被害があったようですが、
悲しい出来事で日々が記録されていくのはもう嫌ですね。
明日は地方によっては七夕でもありますね。
皆様の、逢いたいと願う人に逢えるよう、お祈りしたいと思います☆
Posted at 2018年08月06日 23時12分31秒