とうとう…
こんばんは!
北海道帯広市でネイルサロン&スクールを運営しております、
E-ori’s5 NAILPRODUCE(イオリズファイブネイルプロデュース)です。
このブログでは時々、お相撲さんの事をアップしておりますし、
場所が始まりますとサロンではお相撲にチャンネルを合わせている事もあるので、ご興味がないお客様でも問答無用でお相撲を見せられた事もあると思いますので、
私がお相撲好きな事は、もうご存知の方も多いと思います(笑)
そういうわけで、私は今朝から悲しいわけです。
今朝は早くから打ち合わせに出掛ける予定で準備をしており、
ジャンパーを着て…と、もう出発しようとした時に一報が入りテレビの前から動けなくなってしまうという出来事が!
今日は各テレビ局も取り上げていたので皆様ご存知かと思いますが、稀勢の里関、引退してしまいましたね。
私はいつも背中でテレビから流れる音声を聞くという、映像を見れるのはお客様のいない合間のタイミングなので、久しく横綱の土俵入りは見てませんでしたが、
本日、白鵬さんと鶴竜さんの土俵入りを見て、力がこもった土俵入りのように見えました。
なので、稀勢の里関の引退の餞の土俵入りに見えてしまいました。
会見で言葉を詰まらせ涙を流しながら、「一片の悔いはない」と話していましたが、胸の内はいかばかりかと思うと、
やるせない気持ちに私はなってしまいました。
稀勢の里関さんの思い出は、千歳の巡業の時に誰もいない階段からウォークマンを聞きながら稀勢の里関さんが上って来て私と出くわした時、きっと誰かに出くわすと思っていなかったから音楽に夢中になっていたのでしょうか、稀勢の里関さんが「見られた!!」という恥ずかしそうに驚いた顔をして私を見た時の顔が忘れられません。
とても素直な方なのかと人柄のチャーミングさを感じた一幕でした。
去年の貴親方といい、稀勢の里関といい、
長年それを生活の中心に据えて没頭してきた事柄から一線を退く時の気持ちって、どんな想いを乗り越えて答えを出したのかと考えてしまいます。
世論は19年ぶりの日本人横綱と見出しを付けているようですが、私は日本人だろうが外国人だろうが関係なくて、
特に大好きなお相撲さんの引退は、感慨深いものがあります。
仏教語に、『会者定離(えしゃじょうり)』という言葉があります。
本来は、『生者必滅会者定離』といい、
命あるものは必ず死に、出会った者は必ず別れることになるという意味なのですが、人との出会いだけではなく物事の別れ、退く事にも当てはまるな、と、会者定離という言葉を思い出しました。
そして、この言葉にはもう1つの意味として、
『この世や人生は無常であることの例え』もあります。
稀勢の里関、お疲れ様でした!
Posted at 2019年01月16日 23時41分35秒