京都帰省 ~4日目~
こんばんは!
北海道帯広市でネイルサロン&スクールを運営しております、
E-ori’s5 NAILPRODUCE(イオリズファイブネイルプロデュース)です。
京都から帰ってきて4日も経ちますと、帯広の冷たいという寒さに慣れてきましたね。
京都へ行く前までは暖房は付けても数分で消していたのですが、
帰って来てからは、起きたらまず暖房をつけてその前で暖を取ってから活動開始、という冬のルーティーンになり始めています。
暖かいところは、うちのお子達と場所の取り合いです(笑)
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京都も実は着いて初日は暑いと思ったのですが、翌日から急に冷えて風もあって寒かったんです。
そんな中4日目は朝からずっと行きたかったこちらへ出向きました。
京の山間にあります、’貴船’です。
こちらは向こう側のお山がよくお参りに行きます、鞍馬寺があります。
貴船は夏になると山から流れてくる清流の上に床を作った’川床’が有名です。
猛暑の京都でも、床はかなり涼しくなります。
そんな川に秋のこの時期はライトアップの飾りが点在しておりました。
そしてここを参拝したく来た、’貴船神社’です。
相変わらずここも人でごった返していました。
何度か出向いた事があるのですが、今までこんなに人が多い事はありませんでした。
進みにくい石段を上がっていると、新郎新婦さんが貴船神社でお式を挙げられて下りてきましたよ!
実はこの貴船神社、この時まで私も知りませんでしたが、
平安時代の女流歌人の和泉式部が、夫の心変わりに思い悩み参詣し、闇夜に光る蛍の淡い光を見つけて、
「あまりにも想い悩むと人の魂は身体から抜け出す。このさまよえる蛍は私の魂のようだ」と悲しくも美しい歌を捧げ、恋を祈りその願いは見事に叶えられた、とされる場所だったそうです。
またこの場所は、容姿が醜かった為身請けされず帰された、磐長姫命(いわながひめのみこと)が大変恥ずかしんで、
「私はこの地に留まり縁結びの神として、尋ねた人に良縁を授けましょう」と言って鎮まったとされる場所なんだそう!
そりゃ、ここで結婚式を挙げたくなりますよね❤
私はこの日まで貴船神社は、水神さんで龍に関係するご利益と、
今も呪いをかける人が絶えないらしい、丑の刻参りで有名な場所、とだけしか知りませんでした。
皆様、丑の刻参りってご存知ですよね?
元は呪いと全く関係のなかった伝承ですが、
「丑の年丑の月、丑の日の丑の刻にお参りすると願いが叶う」という伝承があり、それと最初に呪いの丑の刻参りをした、
現在は宇治川に程近い小さな神社にお祭りされる橋姫様の伝説と混ざり合って現在も続く呪いの儀式となり、これが丑の刻参りの由来となったそうです。
何年か前に貴船神社の関係者の方に近くの駅まで車で送ってもらった時、
「まさか今も丑の刻参りってないですよね?」と興味本位で聞いたら、
「いいえ、今も五寸釘が刺さった藁人形は見つかりますよ。深夜、カーン、カーンと釘を打ち付ける音が響く事があり、翌朝それを探すのが大変です」とまさかの答えが返ってきてゾッとした事を覚えています。
呪いの絵馬も未だに後を絶たないのだそう。
呪いも幸せも、貴船神社は強く想えば叶えて下さる、強い気が息づくパワースポット、という事です。
こちらが由緒の案内板です。
クリックして大きくし読んでみて下さい。
そして、水の神様をお祭りする貴船神社では、1度も枯れた事がないという御神水におみくじを浮かべると内容が現れる、水占いをしました。
この占いはよく当たると評判だそう。
確かに今の私への答えのような内容でした。
あの橋の向こうにパワー漲る奥社や縁結びのご利益が賜れる結社があります。
今回本殿のみの参拝でしたので、次回改めて参詣したいと思いました。
貴船神社の御朱印です。
それにしても貴船神社で願う願い事が、あまりにも陰と陽で違い過ぎて、いつの世も人は善にも悪にもなってしまうんだなと思いました。
人は、心残りや納得ができず終わった事はいつまでも覚えているんだそうです。
そのような終わり方は、人に対してはしないでおきたいですね。
怖い怖い!
そして紅葉を求めて次に出向いた所が、
’二尊院’です。
グリーンの苔の上にピンク色に染まった枯葉がとても綺麗でした!
池の上に落ちた落ち葉もまた一興ですね♪
そして歩いて今度向かった所が、
’常寂光寺’です。
ここも相変わらずの人混みでした。
そしてまた歩いてこの池の向かいにあった、
’御髪神社’です。
日本で唯一、髪に関する神社なんだそうです。
とにかく絵馬がとても面白かったです!
お時間がございましたら大きくして絵馬を読んでみて下さい!
そして超絶お腹が空いたこの日初のお食事は、
おばんざいとしゃぶしゃぶを頂きました。
お腹が一杯になった後、お土産を買いに京都駅へ。
ちょうど駅ビルで、『京都美風 ~京都 御朱印めぐりと御朱印帳~』というイベントがやっていました。
個性豊かな御朱印帳と御朱印が沢山展示されていて、
御朱印集めがメジャーになるずっと前から御朱印を頂いてきた私も、頂いた事がある御朱印は数個しかありませんでした。
そしてこの日は最後の夜でもあったので、20時過ぎには帰って、荷造りの準備などしてゆっくり過ごしました。
~To be continued~
Posted at 2018年11月29日 23時40分11秒