G.W ~3日目~
こんばんは!
北海道帯広市でネイルサロン&スクールを運営しております、
E-ori’s5 NAILPRODUCE(イオリズファイブネイルプロデュース)です。
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私のG.W3日目、
前日のバスツアーの解散が23時前で、帰宅して早速お風呂やらして速攻でベッドインして4時間の睡眠で、
またもこの日も7時過ぎに出発のバスツアーへ!
2連続目のバスツアー、今回行ったのは、高野山です。
高野山は山道を頂上に向かうと、突如として街ができている一体にあります。
バスで蛇行する山道を頂上目指して向かっている時、(こんな所にあるんだぁ。お寺っぽい)と思ったのですが、まさか山深い山頂に街があって、学校まであって人の生活のベースができているのには驚きでした。
こちら、’高野山真言宗 総本山金剛峯寺’入り口です。
入り口付近に、枝垂れ桜がギリギリまだ咲いていました♪
入ってすぐに目についた、”シロアリの供養塔”です。
なぜ?と思ったら、ガイドさんが、「しろあり駆除業者が、害虫といえど殺生をしているので、供養が必要、との事で建立したそうです。
…ただここに人が来ているのを見た事がありません」との事でした(苦笑)
そして先般の大災害の東日本大震災の供養塔もありました。
敷地内に、3本の木がくっ付いてしまったという木がありました。
自然って不思議ですよね。
でもこの木から、”仏教”・”神道”・”その他の宗教”が、仲良く人々の中に調和する象徴ように私には見えました。
高野山にこのような木ができた事も、fantastic❤
ここ高野山の敷地内には著名な方々の墓碑が数多くあります。
こちら、唯一私が仏教で知っている方、浄土真宗の宗祖、
親鸞聖人(しんらんしょうにん)の墓碑です。
1173年に京都で生まれ、幼い頃に両親を亡くし、その時から死を身近に感じていた親鸞は仏門(比叡山天台宗)に入り、
死後の世界への疑問を解決するために厳しい修行を重ねますが、答えを見付ける事が出来ず、親鸞聖人は比叡山での教えに絶望し山を下ります。
31歳の時に、当時仏教では認められていない肉食妻帯をします。
敢えてそうする事で、全ての人がありのままの姿で幸せになれるという真実の仏教を明らかにしていった、新しい教えの開拓者の方でした。
親鸞聖人は、沢山の方に支持され書物も沢山残されております。
宗派の違う高野山に墓碑があるのも素敵だな、と思いました♪
そして親鸞聖人の門兄の、法然上人の墓碑もあります。
親鸞聖人は、この法然上人を甚くお慕いし、尊敬していたそうです。
法然上人と親鸞聖人の教えと気付きには、仏教に疎い私でも感銘を受けます。
気付ける、事ができない人がとても多い中、
立場や境遇、生き方やものの考え、ありとあらゆるものから受ける有難さ、
気付く、事ができる人は幸せですね。
【何のために生まれ、苦しくとも生きるのは何のためか。】
生涯それを知る為に、弥陀の本願を伝える為に尽くされた人生は、自殺者が多い現代への、なにか救いがあるのかなぁと思いました。
左も有名な人らしいですが覚えておらず、
右の写真、戦国武将の豊臣秀吉の墓碑もありました。
この供養塔の各段層には意味があるんだそうです。
ガイドさんが説明してくれましたが忘れてしまいました(苦笑)
こちらも有名なお方の墓碑です。
誰だったか忘れてしまいました…。
そしていよいよ奥の院です。
中央に見えるカラフルな色の建物がスペシャル霊域という事で、
写真はここまでしか写せません。
奥の院を廻って、仏教は薄学の私にはそのすごさは理解できないと思っていたのですが、
”日本における仏教の聖地”といわれる所以は、感じる事ができました。
こちら、無縁仏のピラミッド型の塚です。
お写真でも分かるように、下の方に沢山のお地蔵様が建立されているのは少し不気味でした。
手前ではなく、その後にある墓碑は、戦国武将で有名な、徳川家康さんの墓碑です。
一般人のお墓群です。
高野山にお墓を作ったら、いつでも沢山の人が訪れてくれるので死後も淋しくなさそうだね。
高野山に納骨し供養塔を建てれば、生前の罪を許され極楽浄土に行けると考えられている為、ここには貴族や武将のお墓や供養塔などが多くあるんだそうです。
また、多くの僧が集まって修行を行った場でもあり、宗派を問わず多くの僧との関わりがある地でもあるんだそう。
ダライラマさんも訪れたそうですよ。
何世かは覚えていませんが。。。
高野山に墓碑を建立されている戦国武将さん達です。
歴史はもちろん、戦国時代をよく知らないので、感動は薄い私です(笑)
この日は精進料理をランチに頂きました。
高野豆腐、うまうまでした❤
次に、金剛峯寺にて内部拝観を拝観しました。
鴬張りの廊下はキュキュっと、良い音がして、テッカテカに磨き上げられて綺麗でした。
お庭です。
見る角度で2対の雄雌の龍を模っているとか。
私には分からなかった。
内覧で特に感激したのがこちら、
日本1といわれるお寺内に神棚がありました!
先日お話した、前日に行った熊野三山でも話しましたが、
神仏習合が、ここにありましたよ。
”どの宗教もリスペクトする”、という表れ、
素敵じゃないですか❤
おハゲのお坊主さんが、神棚をお世話していると思うと、ニコ(笑)ってなります❤
中はかなり広く、高野山の最高位のお坊さんのお部屋もここにあります。
見る事はできませんが、その方専用のおトイレなどがあるとガイドさんが説明していました。
その後、壇上伽藍にて、立体の曼荼羅として構成される根本大塔内部を拝観しました。
そして、大晦日にNHKで見る除夜の鐘を見たり、
朱赤の立派な建物などを見て散策しました。
令和元年最後の桜と記念写真。
そこがまた、高野山となると良い想い出ができました♪
高野線の終着駅である極楽橋駅と、高野山の玄関口である高野山駅を結ぶケーブルカーに乗っての帰路です。
写真では分かりにくいですが、凄かったのが、全長0.8km、高低差328mで、東京タワーとほぼ同じ高さを約5分で一気に降りるのです!
落差が凄かった!
そして、展望車両「天空」に乗り換えて橋本駅で下車し、
ツアーバスに乗り込みました。
この日は19時前には解散するスケジュールでしたので、
しんどさは、前日よりは無かったです(笑)
並んで頂いた、高野山の御朱印です。
そして、高野山奥の院限定で購入できるお守りを購入しました。
左がカード型の金メッキの散華守りで、弘法大師空海さんがデザインされています。
右が、曼荼羅(三面屏風)で、
金剛界と胎蔵界それぞれの曼荼羅図の写真が貼り付けられており、その中央に大師の御影の写真が貼り付けられています。
それぞれ、奥の院のみで授与していただけるオリジナル曼荼羅図とお守りです。
私はやっぱり神社が好きですね。
高野山へ行き、凄いという感動はありましたが、
時々神社で感じる、’心が洗われる’感はあまり感じられませんでした。
神社は沢山行っていますが、自分に合った神社だと心から気持ちいいと感じられるのです!
…なら、お守りとか買うな、って感じですが(笑)、
何でも「信じるものは救われる」って言いますでしょ!
この日は帰宅して、ふるさと納税で送ってきた、
近江牛のステーキを焼いて頂きました。
お寺さんへ行ってすぐ肉食です(笑)
~To be continued~
Posted at 2019年05月13日 23時16分38秒